こんにちは。
東京都江東区を拠点とし、東京都を主に神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県で、重量物搬入据付や解体搬出工事を手掛けている藤城機工です。
弊社で働く職人は「重量鳶」と呼ばれ、鳶職人の中でも特に専門性の高い仕事をしています。一般的な鳶職人のイメージとは少し違うかもしれませんが、やりがいを感じられるのに加えて将来性・安定性も抜群など、さまざまな魅力のある仕事なのです。ここでは、重量鳶の仕事内容や向いている人、将来性について解説します。
■重量鳶ってどういう仕事?
重量鳶は、フォークリフトやクレーンなどの車両を使い、重量物・大型機械の搬入や据付、解体、撤去などを行う仕事です。一般的なオフィスビルはもちろん、工場や橋梁工事など多くの現場で活躍します。
機械の据付といっても、適当に置けばいいわけではありません。何トンもの重さの機械を、何メートルも高い場所にある限られたスペースへ、ミリ単位の正確さで設置しなければならないことも多いのです。設置する機械自体も精密機械なので、慎重に取り扱う必要があります。図面を読み取る綿密な計算力や判断力、そして技術力が求められる仕事といえるでしょう。
そんな重量鳶の大きなやりがいは、やはり鳶職の中でも高度な仕事に携われること、そして建物の重要な部分を作れることです。重量鳶が搬入する機械は、業務用の空調設備・給排水設備・ 電気設備など、建物の基本的な機能に関わるものばかり。重量鳶が作業をしなければ、どんな建物もただの箱でしかありません。自分たちが建物を「使える」ようにしているというのは、何物にも代えがたい喜びとなります。
では、一体どのような人が重量鳶に向いているのでしょうか? まず挙げられるのは、「鳶職人としての技術を極めたい」という意欲がある方です。前述したように、重量鳶は鳶職人の中でも専門性が高く、足場鳶などが代わりに行うことも難しいため、多くの現場で重宝されます。どんな現場でも活躍し、それに見合った給料を獲得したいと考えている方には絶対におすすめです。
また、危険が伴う仕事なので、事故防止のためにもチームとしての連携が重要になります。常に周囲に気を配ることができ、人と共同作業をするのが得意な方にも適しているでしょう。その他、安全管理を徹底できるだけの注意力や、重いものを扱うための最低限の体力も必要です。藤城機工の場合、こういった適性のある方なら、学歴や経験を問わず歓迎しております。
■重量鳶の将来性
重量鳶を目指す方にとって、業界の将来性は心配事のひとつと思われます。そこで建設業界の現状に目を向けると、ここ10年ほどは投資額が伸び続けており、好景気といっていい状態にありました。東日本大震災からの復興需要や、2019年の増税前の駆け込み需要、そして東京オリンピック・パラリンピックといったプラス要素があったからです。
しかし、東京五輪も2021年に終了。その上、2020年以降は新型コロナウイルスの感染拡大により、経済がすっかり停滞してしまっています。重量鳶の活躍の場であるオフィスビルも、テレワークの推奨によって不要論が囁かれ始めました。このような状況で、重量鳶をはじめとする建設業界は大丈夫なのでしょうか。
結論からいうと、今から重量鳶になっても十分に安定して働けると考えられます。第一の理由は、新築・改修・建て替えなど、さまざまな建設工事の需要が常にあること。重量鳶は、こういったあらゆる建設現場で必要不可欠な存在ですから、仕事がなくなることはないのです。コロナ禍によるオフィスの移転や縮小の動きも、限定的なものと推測されています。
そして第二の理由は、建設業界の人出不足が深刻化していること。他の業界でもそうですが、建設業界では職人の高齢化が進んでいる一方、若い人材をうまく獲得できていません。マンションの改修工事の繁忙期などは、職人の取り合いになっているほどです。そのため、若くて意欲のある人材は経験を問わず歓迎されます。
まとめると今の建設業界は、職人の需要に対して供給がまったく足りていないのです。加えて、職人の仕事は機械にはできない繊細なものが多く、機械に取って代わられる可能性も低いと考えられます。重量鳶になって高い技術を身につければ、将来にわたって安定して働けるでしょう。20代~30代の若い方は特に歓迎されますので、今から重量鳶を目指してみてはいかがでしょうか。
東京都江東区の藤城機工は、重量物搬入据付や解体搬出工事の専門業者です。現在、一緒に働く仲間を募集しております。経験や学歴は一切不問、異業種からの転職も大歓迎! 経験豊富な先輩がしっかりと教育してくれるので、初心者でも安心です。今から技術を身につけて、一流の職人を目指してみませんか? ご応募お待ちしております。